手術診療
他科の手術と異なり、眼科の手術というと患者さまは大変不安を感じられます。手術前の精神的なストレスをいかに和らげていただけるかが問題となります。
来院から病室、病室から手術室へ、患者さまがもっとも緊張される時間、私たちスタッフは患者さまご自身・ご家族がいかに緊張を解きほぐしていただけるかに努めています。
[非常勤医師紹介]
金沢医科大学の医師が手術の対応をいたします。対応を行う医師は下記の通りです。
- 佐々木 洋(主任教授、専門分野:白内障手術、眼光学、網膜硝子体手術、ぶどう膜炎)
- 水戸 毅(専門分野:網膜硝子体)
当院では、患者さまへより良い白内障手術を提供するため、最新機器を積極的に採用しております。
2019年4月導入 白内障手術装置 CENTURION VISION SYSTEM(アルコン社製)
2020年5月導入 サージカルガイダンス VERION VISION SYSTEM(アルコン社製)
当院の白内障手術 3つのポイント
- 安全性
- 正確性
- 先進性
1.安全性について
白内障手術装置 CENTURION VISION SYSTEMは独自の機構により、手術中の患者様の眼圧を一定にコントロールすることが出来ます。手術中の眼への負担を最小限に抑えます。
濁った水晶体を取り除く際に使用されるエネルギーも抑制するため、従来の装置と比較し、圧倒的に眼に優しい白内障手術を実現します。
2.正確性について
サージカルガイダンス VERION VISION SYSTEMは、術前検査にて患者様の眼の状態を計測します。
そのデータを手術室へ届け連動させ、手術中の患者様の眼の動きをデジタル認証し、追うことが出来ます。
その結果、非常に高い精度での白内障手術が可能となりました。
特に乱視矯正用眼内レンズや多焦点眼内レンズをインプラントする際に、非常に有用です。
乱視の強い患者様、多焦点眼内レンズをご希望される患者様は、是非お気軽に当院へご相談ください。
3.先進性について
当院では、CENTURION VISION SYSTEMとVERION VISION SYSTEMをワイヤレスで連動させております。その結果、他院には無い、スピーディーかつ、非常に先進性の高い白内障手術が可能になりました。今後も最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、より良い白内障手術を目指します。
進化し続ける当院の白内障手術に是非ご期待ください。
[当院で行っている手術]
- 白内障手術(単焦点レンズ/多焦点レンズ挿入術)
入院期間:当日~数日 - 緑内障手術一般
入院期間:手術 1日~数日/レーザー手術 当日 - 硝子体手術
入院期間:当日~数日 - 斜視(局所麻酔で可能な方・小児は除く)
- 麦粒腫・霧粒腫・睫毛内反(さかまつげ)等の眼瞼手術
- 翼状片等の角膜・結膜手術
- 硝子体注射
[光凝固(レーザー治療)]
- 網膜に対して
糖尿病網膜症 網膜変性 網膜剥離予防 網膜静脈閉塞症(眼底出血) - 虹彩に対して
緑内障虹彩切除術
[手術機器]
白内障手術装置 センチュリオン
手術顕微鏡
イメージガイドシステム ベリオン
[ 多焦点眼内レンズを使用する(白内障手術)選定療養について ]
多焦点眼内レンズのご案内
PanOptix/PanOptix TORIC(Alocn社)※選定療養対象
3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」
クラレオン Vivity(Alocn社)※選定療養対象
多焦点眼内レンズ「クラレオン ビビティ」
ファインビジョンHP(BVI社)※選定療養対象
多焦点眼内レンズ「ファインビジョンHP」
POD F GF
Lentis/Lentis TORIC(参天) ※保険適用
2焦点眼内レンズ「レンティス」
白内障に関する内容については、下記リンクをご覧ください。